映画レビューしてみる「犬神家の一族」
どうもです。
最近インプット期間にしているので、見た映画の話を書きなぐりたくなった次第。
古い映画ですが、非常に有名な映画である犬神家の一族を観ました。
リンクはアマプラ。
観るぞってなった動機としては下のリンクの動画を見て、原作とどれだけ違いがあるのかなと気になってレンタルして観てみました。
両作での一番の違いは松子さんかなと。
金田一耕助も結構違いますね。動画では松子さん救えてますし。動画の方が優秀な人、というか仕事ができる人っぽい印象。
というわけでここからは映画の話を。
まずテンポがめっちゃ良いですね。殺人起こるの早いな!ってなりました。
でもその速さが事件への興味にグッと引き寄せてくれて、終始どうなるんだってなってました。
動画を先に視聴しているので犯人も被害者が誰になるのかが分かっていても、どのタイミングでだ?となるので面白い。
だって最初の被害者からずっと結構唐突に死ぬんですもん。
でも依頼人初手で死ぬの導入として凄い引き込まれますね。面白い。
かなり特殊な遺産相続の話なので仕方ないけど男が基本こぞってクズ~って思ってみてました。
基本珠世ちゃん襲うやんけ。でも君も危ない期間に一人で池にボート出すな?
個人的一番嫌ポイントは廃病院で珠世ちゃんが肌着にされて寝転がされたマットレスですね。現代の衛生観念的に無理~って思って観てた。
いや、そもそも薬かがされて襲われてるんですけども。既成事実作られかけてるんですけども。
でもやっぱ汚ね~~~ってなってしまった。嫌すぎる。せめて綺麗なマットレスに交換してください。もしくは間に服入れたままにして……(そこじゃない)
あとは佐清の有名な水の中で逆さで死んでるシーンとか、本当に唐突で、えっ?あんなに有名なシーンなのにこんな一瞬なの!?と驚きました。
しかも松子に正体明かして高笑いしているシーンの直後にバンって感じなので本当にええっ!?ここで!?って感じで。
動画観るまでは知らなかったんですが、この時の佐清は静馬なんですよね。佐清ちゃうやんけというのも面白いポイントだなと思います。
あと、昔テレビでお笑い芸人さんあたりがこぞってやってた佐清の真似めっちゃ似てたんだなと思い返したりも。声特徴的ですね。確かに真似したくなるかも。
割と印象に残ってるのは、女中のはるちゃん。
可愛いですね。殺伐とした事件の間に彼女と金田一のやり取りが挟まってほっこりする。
情報取って来てくれたはるちゃんに飯驕るのに、食べてる最中にめっちゃ話振るから、全然食べられないってはるちゃんが言ったら、金田一が即座にお勘定する辺りひで~(笑)となりました。
それじゃ申し訳ないからってはるちゃんが自分でお金出すって言ったら、経費で落ちるからのオチでさいて~~ってなりましたね。いい意味で。めっちゃ笑いました。
各母親が、凄い母親をしているというか。息子に関しての想いや悲しみをかなり丁寧に描いていた所、私はかなりいいなあと思いながら視聴してました。
息子が亡くなったと分かった時の母親は、もうその時だけは相続とかじゃなくて自分の息子が。でしかないんだろうなあと思わせられました。この辺私の見逃しありそうですが。
松子視点からすると、今回の一連の事件最初の辺りから、よし殺した、時期にバレるな。の覚悟で居たらいつの間にか偽装工作されててびっくりしたやろうなと……。
あれで最後の方までしっかり冷静を保てているかのような話の仕方ができるのは、凄い人だなと割と尊敬。
煙草での自殺はね。いや死ぬって!と流石に思いながら見てましたけど。この犯人が満足して無敵の人になるまでちゃんと見ちゃう辺りが、金田一だ~となりました。
私は金田一少年の事件簿も好きなので、血筋~~~~ってなりましたね。
金田一耕助はちゃんと心痛めるし、貰える資格がないと思った物は貰わないしで、かなり律儀な人だなと思った。
優しいんだろうなこの人と思ったし、だから最後まで犯人に自白やらせきるまで自由にしちゃうんだなって。
以上。
短くさっくり思った事書きなぐってみました。
また何か観たら書くかもね。
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